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有名な文学を学ぼう!高村光太郎さん 道程(^^)/
2023.07.21こんにちは、就労準備型放課後等デイサービスやるきゃん土浦校です
7月20日(火)中高生クラスの授業担当はN先生
有名な文学について学びますこの日は、高村光太郎さんの「道程」がテーマ
まずN先生が朗読します「僕の後に道はない。僕の後に道が出来る。」
その後、生徒さんに、1行づつ朗読してもらいました
とても有名な詩ですねN先生はどうしてこの詩を選んだのでしょうか
聞いてみました答えはこちら
「将来を自分で切り開く心をみんなに持ってほしいからです。」
終わった後は、穴埋めプリントで高村光太郎さんの本名や、代表作は何かなど
記入していきました
「N先生教えて下さい」「N先生~」生徒さん達は授業中も休み時間も
N先生を呼びます
そんなN先生は、教壇の下にこんな詩を置いています
「子ども」
ドロシー・ロー・ノルト(米国の教育学者)
批判ばかりされた子どもは、非難することをおぼえる
殴られて大きくなった子どもは、力にたよることをおぼえる
笑いものにされた子どもは、ものを言わずにいることをおぼえる
皮肉にさらされた子どもは、鈍い良心のもちぬしとなる
しかし、激励をうけた子どもは、自信をおぼえる
寛容にであった子どもは、忍耐をおぼえる
賞賛をうけた子どもは、評価することをおぼえる
フェアプレーを経験した子どもは、公正をおぼえる
友情を知る子どもは、親切をおぼえる
安心を経験した子どもは、信頼をおぼえる
可愛がられ抱きしめられた子どもは、世界中の愛情を感じとることをおぼえる
N先生はいつも、この詩を置いて、自分を戒めているとおっしゃっていました
「先生と呼ばれても自分が勘違いして上と思ってはいけない」
「生徒さんとは対等であるべきです」
そんなN先生の心が、生徒さんに伝わるんだなと思います
先生方と協力しながら、生徒さん達が「道程」を歩いていけるように
頑張っていきたいなと思います