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穴埋め小説にチャレンジ!芥川龍之介 蜘蛛の糸(^^)/
2024.05.25こんにちは、就労準備型放課後等デイサービスやるきゃん土浦校です
5月22日(水)授業担当は・・・・職員K 穴埋め小説にチャレンジです
芥川龍之介さんの「蜘蛛の糸」を題材にしてみました
簡単にあらすじを説明した後、蜘蛛の糸の朗読動画を観てもらいました
読み手の方が上手で蜘蛛の糸の世界に引き込まれる生徒さん達・・・・・
気分は名作 ガラスの仮面 北島マヤ(わかる方にはわかるこの内容)
蜘蛛の糸は職員Kが小さい頃に読んだ話で、いまだに心の中に残っているもので
お釈迦様はなぜ糸を切ったのか自分だけ幸せとか助かるために人を
蹴落とすような生き方はいけないんだなと、何かあるたびに思い返す本です
その中から文章を抜粋し、穴埋めでいくつかの箇所をブランクにしました
動画を聞いて、穴埋めするのではなく、お話を聞いたうえで自由にブランクを
埋め、小説を作ってもらいました 穴埋めスタート
登場人物にこだわらず、穴埋めの前後の文だけ見て、好きに考えていいと説明
じっくり考える生徒さんもいれば、閃きを大切にする生徒さんもいました
この日の授業では、「即興力」を養うのが目的で、同じ題材でも言葉一つで
全く結末が変わる事、言葉の持つ力を感じてもらいたいなと思いました
生徒さん達が作った穴埋め小説を職員Kが読み上げました素晴らしい
オリジナリティに溢れ、思わず笑みが
発表が終わった後は、通常の(本物の)芥川龍之介さんの「蜘蛛の糸」の
文章をタイピングしました
穴埋めの文章を代えただけで結末や経過がこんなにも違う事に生徒さん達も
気付き、「明日もこれやりたい」という子もいました
人との関係も、言葉ひとつで大きく変わります
同じ言葉をかけるなら、出会った人が出会う前より温かくなるような
そんな言葉を生徒さん達にも、共に働く職員の方にもかけたいなと思います